2014インターハイ男子インタビュー<3> [高校]

福大大濠高・優勝コメントエントリー11名

「辛いことも苦しいことも乗り越えてきての優勝だった」(#15野口)

インターハイで28年ぶりの優勝を遂げた福岡大学附属大濠高。津山尚大、鳥羽陽介のインタビューに続き、残りのエントリーメンバーの喜びの声を紹介したい。自分自身の出来はどうだったのか、ウインターカップへ向けての課題など、それぞれに語ってもらった。

取材/清水広美   構成/舟山緑   写真/一柳英男

準決勝までスターターとして戦った#8牧隼人。その後、U-17世界選手権のためにUAEへと旅だち、決勝は兒玉が入った

2014インターハイ男子インタビュー<2>

福岡大学大濠高:優勝コメント集

「辛いことも苦しいことも乗り越えてきての優勝。
すごくうれしかった」(#15野口)

28年ぶりに「日本一」に輝いた福岡大学附属大濠高。
エース津山尚大、キャプテン鳥羽陽介の2人のインタビューを紹介してきたが、
ここでは残りの11人のメンバーの優勝コメントを紹介したい。
今大会、自分自身の出来はどうだったのか、その手応えを聞くとともに、
次の目標であるウインターカップに向けての課題・抱負を聞いた。

  ◆1ページ目には#15野口夏来、#6中村太地、#9増田啓介、#10藤井裕太選手のコメントを紹介
  ◆2ページ目には#5山口礼継、#7松尾啓輔、#8兒玉修、#11鍵冨太雅、#12安藤琢郎、
    #14山内康平選手、谷口響マネジャーのコメントを紹介

 
 
■#15野口夏来(201㎝/C/3年/福岡・城島中出身)NOGUCHI, Natsuki

201 ㎝の上背を生かしてリバウンドに飛びこむ#15野口

「辛いことも苦しいことも乗り越えてきての優勝。
すごくうれしかった」

田中先生と片峯先生を胴上げするために一生懸命、辛いことも苦しいことも乗り越えてきての優勝でした。だから、すごくうれしいです。辛かったのはトレーニング期間で、走りこみや海岸のメニューです。毎年やってきて、かなり足腰が鍛えられました。

自分の出来はまあまあでした。準決勝の桜丘戦では今大会初めて外国人選手とマッチアップし、高さとフィジカルの面で苦しかった部分がありました。津山(尚大)にも迷惑かけたので、自分としてはまだまだだと思います。

インサイドは、#9増田(啓介)との連携やハイローの合わせがあまりうまくいかなかったです。もう少し意識してねらっていけたのかなと思います。明成は主力が2人いなかったですが、勝負所でキチンとしてきたので手強いなと感じました。このインターハイでは「日本一」になりましたが、これで満足せずに、また一からもう1回,ウインターカップで優勝するためにしっかり練習をやっていきたいと思います。
 
 
 
 
 
 

■#6中村太地 (190㎝/SG/2年/山口・福川中出身)NAKAMURA, Taichi

「シックスマンとしてプレータイムが延びたことで、積極的にプレーができた」

3ポイント1本を含む11得点で優勝に貢献した#6中村

3年生のためにがんばって、3年生のおかげでこうやって優勝ができ、とてもうれしいです。今大会はプレータイムが増え、積極的にできたと思います。試合ごとにプレーがいい感じに仕上がっていき、結果にもつながりました。九州大会ぐらいからシックスマンとしてプレータイムがだんだん増えてきました。牧(隼利)がケガをして、チーム練習や練習試合などでいなかったので、上のチームでプレータイムをもらうことができ、そこで成長できたかなと感じています。

普段から心がけているのは、姿勢を低くすること。自分はサイズがある(190㎝)ほうなので、小さい相手にも負けないような姿勢の低さで力強くやろうとずっと意識してきました。それは片峯先生や田中先生からもちょくちょく言われていて、自分でも相当意識してやってきました。

「おきなわカップ」(3月)ぐらいからチームの状態がよくなく、泥臭いプレーに全然一生懸命になれませんでした。そこでチーム全員で毎日コートを2往復、雑巾がけをし続けてきたことで、120%の力を出してやるように変わってきたなと思います。心がけというか、気持ちの問題だったんだと改めて感じました。これからも常に勝てるチームをめざし、改善できるところは多いので、しっかり練習して成長してしいきたいです。
 
 
 
 
 
■#9増田啓介(191㎝/PF/2年/静岡・静岡大成中出身) MASUDA,Keisuke

26点、12リバウンドとチームハイの活躍を見せた2年の増田

「ゴール下での力強いプレーとインサイドアウトをしっかりと意識」

日本一になった経験が初めてなので、本当にうれしいです。準々決勝、準決勝とあまりいい動きができなかったので、決勝戦は切り替えて臨み、いい動きができました。

ゾーンアタックはいつも練習していますし、片峯先生にアップ前に言われたので、ハイポストに上がってのプレーをしっかりすることができました。ゴール下で力強いプレーをし、ディフェンスが寄ってきたら外に出すインサイドアウトがしっかりできるようにがんばりました。これで晴れて「日本一」になりましたが、これからも“向かっていく気持ち”を忘れず、最初からキチンとしたプレーでウインターカップでも優勝できるようにがんばります。
 
 
 
 

■#10藤井裕太(173㎝/PG/3年/静岡・静岡大成中出身) FUJII, Yuta

「片峯先生のリベンジの思いに応え、
チーム全員が同じ方向を向いてがんばれた」

後半、果敢にゴールのアタックした#10藤井

去年のウインターカップは準優勝で悔しい思いをしたので、今日はそのリベンジの優勝ができて本当にうれしいです。(U-17世界選手権のために)牧(隼利)がいなくなり、#6中村(大地)がスターターになったので、その分、自分が1、2番ポジションの控えということを意識して、しっかり準備していたのでいい仕事ができよかったです。大会を通じてシュートが入らなかったんですが、それでもしっかり自分の役割であるディフェンスと、ボールをみんなに供給することはできたかなと思います。

9年前、片峯先生が高校3年で準優勝していますが、大会前に先生が「絶対にリベンジしたい!」と強く言われていたので、それに向けてチーム全員が同じ方向を向き、大会を通じてがんばれました。片峯先生をどうしても勝たせたかったんです。その思いで優勝ができたと思います。

ウインターカップは最後の大会になるので、もう1回がんばって、最後にまたいい形で終われるようにしたいです。そのために、チームとしてはもう少しブレイクがしっかり出せるようにし、個人としては、もっと確率よくアウトサイドシュートを決められるようにしていきたいと思います。

 
 
 

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