JXが皇后杯4連覇を達成
JX vs デンソー ヘッドコーチ&選手のコメント

レポート

優勝 JXサンフラワーズ
ベテランと若手選手が役割を果たして達成した4連覇

内海知秀ヘッドコーチ

「今日は出だしから非常に集中して試合に入れたと思っています。昨日のセミファイナルでディフェンス等を含めていい形で試合に入れたのが、今日につながっています。今日は大神が第1Qでほとんどシュートを決めてくれ、それでオフェンスが落ち着いて、ディフェンスにつながっていきました。こういう大きな大会になると、特に大神、吉田、渡嘉敷が今まで以上にプラスアルファの力を出してくれます。彼女たちはそういう能力を持った選手たちなのだとつくづく思いました。他の選手たちも、田中は昨日はほとんどダメでしたが、今日はベテランだという働きをしてくれましたし、若手もいい働きをしてくれました。私がというよりは、選手たちが、本当に一生懸命頑張ってくれたと思います。

私がヘッドコーチに就任してから3連覇はあるんですけど、自分にとって4連覇が前回を越える一つの勝負だと考えていました。前回の4連覇については、(旧姓)浜口であったり、大山であったり、楠田であったりと、そういうベテラン勢が頑張った結果でした。今回は非常にいい形で、ベテランと若手がミックスされて達成できた4連覇だと思っています。私も11年目になりますが、若い選手たちも育ってきているので、うれしい優勝となりました」

大神雄子

「キャプテンの田中と私が入社してから3年連続の2冠を先輩方と一緒に達成しました。先輩たちはその前の年から4年連続の2冠を達成されていて、私たちの中ではそれが一つの目標でした。先輩たちが引退されてからは、正直、負け続けたシーズンもありましたし、その時に世代交代だと言われて、それを受け止められずにいた自分もいました。それでもコートに立ち続けてこられたのは先輩方のおかげでもあり、今日(4連覇を達成できて)、先輩たちに少し近づけたのかなという気がします。

まだリーグ戦も残っているので、先輩たちに追いついて、追い抜けるようにやれることがあると思いますし、それを若い選手たちにしっかり伝えることも自分たちの使命であると思っています。JXというチームはそうでなきゃいけないと思うし、そういった意味でもプライドを持って、これからのシーズンもしっかり一日一日を大切に練習していきたいと思います。

今日のゲームの出だしは、JXもスタートに若い選手が多く、デンソーも初の決勝ということで、どこか緊張している雰囲気があるんじゃないかと思っていました。セカンドショットがうちのチームの武器なので、パスミスをするくらいならシュートを打とうという気持ちで最初からシュートを打ち続けました。昨日からそうなんですが、木林が昨日の試合で11リバウンド。4番、5番の選手のリバウンドがしっかり取れていました。逆にデンソーは準決勝でトヨタに22本のオフェンス・リバウンドを取られているのがスタッツ上で出ていたので、積極的にシュートを打ちにいくことで、自分たちの点数につなげられるんじゃないかと思っていました。まずはシュートを打たないとセカンドショットやオフェンス・リバウンドは取れないし、攻撃機会もうちのチームには来ないと思っていたので、積極的に今日はシュートから入っていくつもりでいました。シュートが結果的に入ったので、ラッキーでした。でも、ちゃんとシューティングはしています(笑)」

吉田亜沙美

「毎年そうなんですが、緊張したというよりはオールジャパンが終わって、優勝しなければならないという重圧から解放されたというのが、今の率直な気持ちです。4連覇できたことはすごくうれしいです」

渡嘉敷来夢

「勝ててすごくうれしく思っています。プレイタイムが限られた中で、どれだけ自分のプレイができるかっていうのを意識してやっていて、コートに出た時はしっかり集中して、自分の仕事であるリバウンドをしっかり取ることを意識して頑張りました。優勝できて本当にうれしかったです」

準優勝 デンソーアイリス
ファイナルの舞台にはまだ壁があり、力の差を痛感

 

写真は準決勝・トヨタ自動車戦より

小嶋裕二三ヘッドコーチ

「去年リーグでセミファイナルに進出して見えない壁を感じたんですが、今回ファイナルの舞台に立ってみて、もっと分厚く大きな壁があると実感しました。雰囲気とかもあると思いますが、ファイナルを勝ち抜くための力強さや迫力が、まだまだ我々デンソーアイリスには足りないと痛感した試合でした。最初の出だしで雰囲気にのまれてしまって、いつものプレイができませんでした。私自身、もう少しゲームの組み立てなどの面で指示が出せればよかったと反省しています。

ただ、初めてのファイナルで、少し緊張した中で、最強のチャレンジャーになったんだと選手たちには強く言いました。試合前は、勝ち負けを気にするのではなく、胸を張って戦おうと指示しました」

高田真希

「正直、完敗というか、自分の力不足を改めて感じました。JXは他のチームより高さもパワーもあります。今日はポストでボールがもらえていましたが、周りがスタンディングだった場面があったり、自分が攻めた時に1対1で守られた部分もあり、寄られてパスをさばけない場面もありました。そこで自分がうまくパスを出すとか、強気にプレイすることができていたら・・・。そういうプレイで今まで得点を重ねてきたので、ここで点数を取れなかったのは自分の力不足です」