第4回タスクフォース会議 報告会見要旨
新理事候補の発表&新リーグに全47チームが入会申請

取材・文/舟山緑、小永吉陽子  写真/小永吉陽子

タスクフォース第4回会議を終えて記者会見に登壇した川淵三郎チェアマン(右)とインゴ・ヴァイス コーチェアマン

日本協会の新たな理事候補者を発表
新リーグには全47チームが入会申請

レポート/小永吉陽子

4月28日、第4回タスクフォース会議と報告会見が都内で開催された。今回の発表事項の最大の関心は、一新される日本協会の役員人事と新リーグへの申し込み状況だった。

すでに、日本協会における実務を取り仕切る「事務総長」のポジションにはJリーグの大河正明常務理事の内定が発表され、「日本協会の新会長」にも川淵三郎チェアマンが候補としてあがっているが、今回は上記2人を含む理事候補6名と監査候補2名が発表された。現在、残り2名の理事候補を検討中であり、新体制は5月13日に正式就任となる。FIBAから資格停止処分を科された責任を取り、現理事と評議員は総辞職となる。

◆理事候補者
 川淵三郎(日本サッカー協会最高顧問、タスクフォースチェアマン)
 小野清子(五輪体操選手、日本オリンピック委員会名誉委員)
 山本一郎(JXホールディングス株式会社 執行役員総務部長)
 大河正明(Jリーグ常務理事)
 三屋裕子(五輪バレーボール選手、バレーボール協会女子育成強化委員会ディレクター)
 間野義之(早稲田大学スポーツ科学学術院教授、日本体育協会指導者育成専門部会委員)
 7人目:検討中
 8人目:検討中

◆監事候補者
 境田正樹(弁護士、タスクフォースメンバー)
 須永 功(税理士、日本スポーツ振興センター助成事業評価ワーキンググループ委員)
 
 

新理事に「バスケットボール界にしがらみのない人選」はFIBAの意向

タスクフォースの境田正樹弁護士によれば、「新役員の人事にバスケットボール界から名前が挙がっていないことに対する抗議が多数あった」というが、役員人事の選出理由について、FIBAのインゴ・ヴァイス コーチェアマンは「FIBAの意向として、スポーツの知識を持っており、バスケにしがらみのない人を選んだ」との見解が発表された。

さらに、役員選出への背景説明をする形で川淵チェアマンからは、「日本協会が一致団結して目標に進めなかったことは事実。だから私がここにいるわけで、なぜ制裁を受けたかといえば、学閥や派閥で足の引っ張り合いがあったから。バスケ界にも優秀な人材はいますし、まだ決まっていない7人目の理事はバスケ界から選出する予定。実際に実務や強化担当はバスケ界の人材を中心に動いているのが現状。だから僕はバスケットボールの将来に何も心配していない。サッカー界は(バスケ界を)乗っ取りません」と強調した。

また、新リーグの申し込み状況に関しては、4月28日時点で、東京海上日動(NBDL)を除く全46チームが申請書類を提出したことが発表されたが、東京海上日動からも参加の意向が伝えられていることが、会見後に確認された。これでNBL、NBL、TKbjの全47チームが新リーグへの申し込みをすることになる。新リーグの1~3部への振り分けは、各チームの財務状況やヒアリングを重ねて検討し、7月末に所属リーグが発表される。
 
 
●今後の予定
4月29日/JBA臨時評議員会
4月30日/新リーグ入会審査書類提出締切
5月13日/第5回タスクフォース会議
5月31日/新リーグ入会チーム決定
6月上旬/第6回タスクフォース会議
6月18日~20日/FIBAセントラルボードミーティング
7月下旬/第7回タスクフォース会議、所属リーグ(1~3部振り分け)決定
8月上旬/新リーグ所属チーム入会、新体制発表

 
 
◆次ページは川淵チェアマンの会見要旨を紹介
 

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