女子アジア選手権
レバノンに快勝。全員出場で手堅く発進!

レポート/舟山 緑  写真/加藤誠夫

初対戦となるレバノンに快勝し、好発進した日本

2011年8月21日 大会1日目

ハヤブサジャパンの8日間にわたる戦いが始まった。
ロンドン・オリンピックへの一枚の切符をかけて、負けられない試合が続く。
初戦の相手は、レベルⅠに昇格してきたレバノン。
スタートから主導権を奪った日本が77―49で快勝した。

■第1戦 日本 77(22-9.18-12.19-14.18-14)49 レバノン

 ハヤブサジャパンが、注目の初戦を77―49で制してレバノンに快勝した。

 立ち上がり、日本は♯5髙田、♯13大神の連続得点で5分には13対5とリード、試合の主導権を握った。レバノンは192㎝のセンター♯15デンソンを擁していたが、日本はプレッシャーのかかったディフェンスで相手の攻撃の芽をつみとり、なかなか得点させない。第1Q残り3分56秒には♯10渡嘉敷を投入、22対9とリードした。第2Qは♯11木村、♯15長岡、♯14大場の3Pシュートなどが決まって40対21で折り返す。

 第3、第4Qも日本はメンバーを交代させながら、3Pシュートや速攻、ジャンプショットなどで加点。ディフェンスの強さとシュート力で、レバノンを77対49で退けた。

 レバノンの守りの甘さを突いて3Pシュートは9本(36%)、リバウンド46本(OR13本、DR33本)をマークしたが、途中、相手の当たりの強さにミスが目立つ場面もあった。初戦を集中して戦った日本だが、2戦目以降の課題として残った。

■#13 大神雄子キャプテン

ディフェンスは徹底できたが、
攻撃には課題が残った

 初戦の緊張感は独特なので、その中でもスンナリとゲームに入ることができました。うるさくしつこく守るというディフェンスは徹底できたと思いますが、その守りからファストブレイクを出すとか、課題であるシュートが打ち切れていなく部分も出たので、まだまだ物足りなさがあります。シュートの本数、攻撃の回数をもっと増やしていきたいです。

 また、相手のプレッシャーに対してイージーなミスが出てしまいました。前にプッシュをしていくのである程度のターンオーバーは仕方がないですが、プレスに対しての単発のパスミスとか速攻でのアウトナンバーで攻めきれなかった部分が出たので、そういうイージーなミスは減らしていかないと。中国や韓国戦では、イージーなターンオーバーは命取りになるので、スキは見せられません。

 自分の体調は悪くないです。ここにコンディションを合わせてきましたから。もっとシュートが打てると思いますが、全員がシュートを打つことを目標にしています。なので、ここで打つのかどうかというメリハリの中でしっかり攻撃をしたいし、打てるときにはガンガン点数を取りにいきたいと思っています。

■♯7 三谷 藍

再延長の影響もコートに入ったら消えて
自然と気合いの入った試合に

 初戦の入り方が重要ということで、とにかく自分たちがやるべきこと、「堅いディフェンスからのブレイクをやろう」という話はしていました。前の試合(中国×韓国)が再延長でなかなか終わらず、コートと控室を行ったり来たりして、一瞬、気持ちが切れそうにもなったんですが、コートに入ってお客さんの声援を聞いたり、アップしているときに自然と頑張ろうという気持ちが湧き出て、気合いが入った試合になったと思います。

 今日の試合で出た課題はイージーミスをなくすこと。パスミスが多かったり、簡単にリバウンドを取られているのは今までも課題だったこと。これからもっと大事な試合になってくると、その1つのミスで相手にリズムを取られてしまうことがあるので、ミスをなくすことを意識していきたいです。チャイニーズ・タイペイに対してはインサイドプレイと、外からのドライブは気をつけたいと思います。

(初戦を迎えたこの日、誕生日を迎えたことを聞かれて)開幕戦を勝利で飾れて、いい誕生日になりました。いい1年のスタートが切れたと思います。