6月26日、日本の初戦の相手は開催地・トルコ
トルコ戦のカギはディフェンス!

文/舟山 緑   写真/小永吉陽子

チーム全員の気持ちも高ぶってきた。準備してきたことがどれだけコートで表現できるかだ

大事な初戦、トルコ戦への準備は十分に整った!
あとはチーム一丸で日本の良さを出すだけ

ロンドンオリンピック出場を懸けた大一番の戦いが、6月25日、トルコのアンカラで開幕した。
参加12チームが「5枚の切符」を争って、タフな試合の連続となる。
女子日本代表が登場するのは大会2日目の26日、19:00(現地時間)、地元トルコとの対戦だ。
大事な初戦を前に、代表チームは約1時間のチーム練習を行った。
練習では、エントリーメンバーから外れた天津、川原、藤吉ら3人もサポートに回って、
トルコ戦へ向けての最終確認がポジションごとに行われていた。
練習で汗を流した後、内海知秀ヘッドコーチと大神雄子キャプテンの直前インタビューが実現した。

この日は「日本大使館から心尽くしのおにぎりやお寿司などがたくさん届けられた」と言い、
日本代表チームの士気も大いに上がっている。
内海ヘッドコーチ、大神キャプテンの2人からは「準備は整った」という頼もしい言葉が聞こえてきた。
日本中のファンの熱い声援を受けて、女子日本代表は今日の初戦、トルコ戦へと挑む。

 

内海ヘッドコーチ 決戦前日のコメント

初戦の鍵を握るのはディフェンス。どれだけトルコの
インサイドを抑えることができるかだ。

「チームバランスを考えて12名を決めた。ベテランと若手をうまく組み合わせて起用していきたい」と話す内海ヘッドコーチ

――エントリー12人も決定し、初戦が明日と迫りました。チームの仕上がりはどうですか。

いよいよこの日を迎えたなという感じです。仕上がりもまずまずいいと思います。お陰さまでケガ人もなく、コンディションはいいです。選手の気持ちも(勝負に)向かっています。

――最終12人は、どのような基準で選考したのですか。

チームバランスを考えて、(コアとなるメンバーに)インサイドとシューターのところを1人ずつ増やしました。

――ケガで出遅れていた大神選手の調子はどうですか。

大神もだいぶ戻ってきました。トルコに来ても、ほとんど影響ない動きをしているので、問題ないと思います。

――日本は参加チームの中でもセンター陣は若いです。そのあたりの心配はありませんか。

心配はしていません。後はゲームに集中するだけで、若手とベテランをしっかり組み合わせて戦っていけたらと考えています。

――初戦のトルコ戦に向けて今日の練習はどのようなことをやったのですか。

ディフェンスの確認です。我々がやるべきディフェンスをトルコ戦に向けてしっかり確認をしました。

今大会、大きな鍵を握るのがセンター陣の出来だ。練習でも念入りに確認が行われた

――トルコ代表も12人が決まり、黒人の帰化選手が入ったようです。どう見ていますか。

黒人の#12 HOLLINGSWORTH選手(196㎝)は、以前の代表だった白人センターと違ってパワーがあります。そこをどうやって抑えていくかだと思います。トルコも(我々が参加した)招待試合を含めて最近のゲームで非常にいい仕上がりを見せているようで、相当、調子を上げてきているという印象を受けます。

――今日(25日)はグループAのトルコ対プエルトリコ戦があります。それを観戦し、さらに対策を詰めることになりますか。

今日は午前中にミーティングを済ませました。さらに19時からのトルコ対プエルトリコ戦を観て、明日のゲームに向けてミーティングをしたいと思います。

――トルコ戦で勝負のカギとなるのは何ですか。

われわれのディフェンスがどれだけトルコを抑えることができるかです。先ほども言ったように、(大会直前の招待試合で)トルコは3ゲームで平均75点以上取っているので、そこまで取らせるときついので、できればそれ以下で抑えたいなと思います。失点を70点台前半で抑え、われわれの得点が75点ぐらい取れればと考えています。国際ゲームですから大差で勝つのは厳しく、5点差ぐらいのゲームができたらと想定しています。

注意したい選手は2人のセンターで、#11 YILMAZ選手(194㎝)と先ほど言った黒人の#12 HOLLINGSWORTH選手(196㎝)です。この2人のインサイドは強力なので要注意です。この初戦のトルコ戦に全力を尽くして臨みます。皆さんの応援をよろしくお願いします。

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