予選ラウンド 日本vsトルコ 
トルコの高さと厳しい守りの前に49‐65で完敗

文/舟山 緑  写真/小永吉陽子

日本が得意とするトランジションを展開できず、トルコに完敗

後半、インサイドの守りは要所で効いたが、立ち上がりでトルコの190cm台コンビに、高さを生かしたプレイを連続してやられてしまった

日本代表の予選ラウンド第1戦は、トルコに完敗だった。
相手を65点に抑えたものの、自分たちの得点が49点と伸びず、最後までリズムがつかめなかった。
190台の2枚のセンターを擁するトルコに対して、#6間宮佑佳が17得点、#5髙田真希が11得点と奮闘したが、
3ポイントに当たりが出ず、日本が得意とするトランジションにも持ち込めなかった。
第2戦は、本日27日(現地時間)16:45からのプエルトリコ戦となる。
この一戦を勝てばグループ2位となって準々決勝に進める。
「ロンドンへの切符」へ望みをつなぐには、このプエルトリコ戦に勝つしかない。

■6月26日(火)19:00~ アンカラアリーナ
トルコ 65(16-8、20-15、16-16、13-10)49 日本

トルコは第1戦のプエルトリコ戦とスタートメンバーを変え、“本気モード”で日本に挑んできた。#11ネヴリン(194㎝)、#12ホリングスウォルト(196㎝)のツインタワーをスタートに配してきたのだ。

日本は、立ち上がりからこの高さで勝負をかけてきたトルコに主導権を握られてしまった。鍵を握るリバウンドは、トルコ39本(OR:13本、DR:26本)に対して日本は33本(OR:9本、DR:24本)と対抗したが、トルコのガード、フォワード陣に確率の高いシュートを決められてしまった。中でも#9トゥンチュルエルに3ポイントやドライブなどで15得点を許してしまったのも痛かった。

日本は#5髙田、#6間宮のセンター陣が要所で得点をあげるも、3ポイントが当たらず、ブレークもなかなか出せなかった。唯一、日本が気迫を見せたのは、第3クォーターの立ち上がりだ。13点ビハインドで始まった後半、#5髙田のフリースロー、#7矢野良子の3ポイント、#6間宮のミドルショットと3連続ゴールが決まって30対36と点差を詰めた場面だ。

しかし、この後が続かず、トルコのプレッシャー・ディフェンスの前に単発にしかシュートが決まらなかった。日本は最後までリズムがとれず、ディフェンスでの思い切った仕掛けも見せないまま、完敗に終わった。ケガから復帰した大神は1対1からの得意のジャンプショットを前半見せたが、4本のシュートでは相手を崩すには至らなかった。

■内海知秀ヘッドコーチ

トランジションの展開に持ち込めなかったのが敗因に

最後は5ファウル退場となった間宮だが、高さのある相手センターに果敢に挑み、チームハイの17得点をマーク

ゲームの出だしで非常に点数が伸びず、ゲームの入り方があまりよくなかったです。トランジションの走りの中で点数が取れなかったことが敗因になりました。失点65点は想定内でしたが、得点49点は低いので、これを伸ばしていかないといけない。相手のディフェンスが強くなる前にファーストブレークからの得点がなかったのが、得点が伸びなかった大きな要因になりました。

それが出来なかったのは、向こうが外角に相当プレッシャーをかけてきたから。日本のトランジションに対して相当強化をしてきたのではと感じました。そのためにファーストブレーク、セカンダリーブレークでなかなか得点ができませんでした。こちらが走りきれませんでした。若い選手を、機動力を出すためにもっと早めに起用すればよかったかなと思う。

ペイントの中の得点は、インサイドの#5高田(真希)と#6間宮(佑圭)は非常に頑張ってくれましたが、第2戦は、外角陣が得点することが非常に重要になってくると思います。

明日は、ガード陣の1対1が非常に強いチームなので、そこをどれぐらい守れて、我々がどれだけしっかり点数を取っていけるかだと思います。トランジションの中でどれだけできるか。インサイドを含めてもう少し走りの多い展開にしていきたいです。

1 / 212