予選ラウンド第2戦 日本vsプエルトリコ
プエルトリコに勝利し、準々決勝へ

文/舟山 緑  写真/小永吉陽子

リバウンドを制し、速攻からの得点などで勝利。29日の準々決勝へ

「ここで負ければ予選ラウンドで敗退、ロンドンへの道が断たれる」という大事な一戦。
FIBAランキング24位のプエルトリコに対し、日本(同15位)はようやく自分たちの持ち味を発揮した。
髙田真希、間宮佑佳らのセンター陣が、立ち上がりからインサイドで強気のプレイを見せて得点。
リバウンドも制して好スタートを見せた。守ってもチーム・ディフェンスが機能し、
厳しいプレッシャーをかけ続けて相手のミスを誘って、ゲームの主導権を握った。
リードを奪った日本は、粘りを見せるプエルトリコに第3Qで一時追いつかれたが、
相手のキーマンである1対1の強いガード陣のドライブと外角シュートを抑え、79-70で逃げ切った。
終始、強気のプレイで攻め続けた間宮は29得点と大活躍。
大神もようやく本領発揮とも思えるアグレッシブさで13得点をマークした。
また、ブレークからの得点のみならず、田中利佳、矢野良子らの3ポイントも当たった。
この勝利で日本はグループAの2位となり、29日の準々決勝へと駒を進めた。
オリンピック出場を賭けた準々決勝は、FIBAランキング4位、高さを誇るチェコが相手となる。

■6月27日(水)16:45~アンカラアリーナ
日本 79(19-11. 11-17. 22-15. 27-27)70 プエルトリコ

■内海知秀ヘッドコーチ

タフなプエルトリコに対して、チーム・ディフェンスが機能した

プエルトリコは個人技に優れた外角の選手がいて、チームとしても非常にタフなチームでした。トランジションの速いガードの#6(セペルベタ)、#8(コルティッホ)をどのように抑えるかを重点的に考え、そこのディフェンスが非常に機能しました。第1Qでいい入り方をして先手が取れたので、落ち着いたゲームができたと思います。

第2Qでこちらのシュートが入らなかったのもありますが、プエルトリコのオフェンスが当たり、非常にタフなチームだという印象を受けたので、後半はディフェンスを頑張って自分たちの得点に結びつけようと臨み、結果的にいいゲームとなりました。最後はプエルトリコの追い上げが驚異でしたが、それをしのげたのはよかったです。

昨日のトルコ戦でオフェンスリズムが取れなかったのは、走りが足りなかったのとボールが止まっていたからで、今日の午前中の練習で流れの中で人の動きとボールの動きを少し修正しました。あとは選手だけでミーティングもしたようです。今日は大神が点を取りに行って17得点。これがうちのチームのリズムなので、そこもよかったです。

(途中、流れが悪くなったのは)ボールが止まったのと、入れるべきシュートが決まらなかったから。あそこで3ポイントが何本か入っていたら流れが変わっていたと思いますが、もう少しインサイドで得点をつないでいくのも必要だったかなと思います。3ポイントの確率は前半(2/15=13%)悪かったですが、田中の3ポイントでつなぎ、後半は矢野の3ポイントでつなぎました。ただ、もう少し3ポイントの確率(5/21=24%)は上げていかなくてはと思っています。
 
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