74-56で快勝
準決勝を制して世界選手権出場を確定。次はアジアの頂点へ

一戦ごとにチームの力も結束も強くなっている日本。次は決勝だ!

取材・文/舟山 緑  取材・写真/小永吉陽子

準決勝を制して世界選手権へ出場を確定。次はアジアの頂点へ

 休養日をはさんで再開された決勝ラウンド。チャイニーズ・タイペイとの準決勝は、序盤から厳しいディフェンスで相手のミスを誘った日本が、終始リードをして74-56と快勝した。この勝利によって日本は、来年、トルコで開催されるFIBA女子世界選手権(2014年9月27日~10月5日)への出場を確定した。女子が世界選手権へ出場するのは、2大会連続12回目(過去の最高成績は2位)。

 この準決勝は全員出場で、チャイニーズ・タイペイを下したが、内海ヘッドコーチは「あまりいい内容ではなかった」と反省点を真っ先に挙げた。「身体のキレがあまりよくなかったし、リバウンドでも前半は負けている。オフェンスのパターンを2つにしたこともあるが、リズムがよくなかった」と語った。

 日本のプレッシャー・ディフェンスの前にミスを連発するタイペイから、第4クォーター2分すぎにはこの試合最大の26点リードを奪ったが、ベンチメンバーを投入した直後に3本連続して決められ、タイムアウト。再びスタートメンバーに戻して逃げ切る試合となった。収穫だったのは、ここまで当たりがなかったキャプテンの#13大神雄子が、3ポイント1本を含む15得点をマークしたことだ。

会場ではファンが日の丸の国旗に寄せ書き。日本から応援にかけつけているファンも多く、現地でも日本は人気を集めている

 決勝戦の相手は、韓国。中国との準決勝は、一進一退の展開から中国がジリジリとリードを広げたが、残り3分を切って韓国が粘り強い攻撃から逆転。さらに#10ピョン・ヨナのドライブインと3ポイントで68-64。最後は中国のエースセンター#15チェン・ナンの必至の反撃を守り切り、71-66と逃げ切った。またしても、韓国の勝負強さが光る一戦となった。

 決勝戦に向けて内海ヘッドコーチは「韓国はゲーム運びの上手さ、勝負どころで決めてくるシュート力がある。リバウンドをいかに獲れるか、相手の3ポイントをどれだけ抑えることができるかだ。インサイドはわれわれが強いと思うので、そこを起点にした攻めとトランジションで勝負したい」と語る。

 アジア・チャンピオンを決する一戦は、本日18:00(日本時間20:00)から。一戦ごとに力をつけている女子代表の粘り強い戦いを期待したい。

■11月2日:準決勝
○韓 国 71(18-22、16-14、12-16、25-14)66 中 国●
○日 本 74(24-10、16-12、12-10、22-24)56 チャイニーズ・タイペイ●
  【スタート】
    #6間宮、#8宮元、#10渡嘉敷、#12吉田、#13大神
  【得点】
    #10渡嘉敷/17得点、8リバウンド、#6間宮/15得点、5リバウンド、#13大神/15得点、5アシスト、4スティール、
    #12吉田/9得点、4スティール、#8宮元/8得点

■11月3日(試合は現地時間、日本時間は+2時間)
  3位決定戦 16:00 中 国 vs チャイニーズ・タイペイ
  決 勝 18:00 日 本vs 韓 国
 
 
※次ページは、大神雄子選手、吉田亜沙美選手、間宮佑圭選手のコメント

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