8月29日開幕:アジア女子選手権大会
アドバイザリーコーチ ジェリー・ダン氏が2次合宿に来日

第2次合宿では女子代表vsユニバ代表の練習ゲームが行われた。吉田亜沙美(左)をマークする藤岡麻菜美(写真/小永吉陽子)

第2次合宿の短期間、オブザーバーとして女子代表の練習に参加

女子代表の第2次強化合宿にアドバイザリーコーチとして日本協会が招へいしたのが、ジェリー・ダン氏(62歳)。ダン・コーチは、NBAのニューヨークニックスやNCAAペンシルバニア州立大学でのコーチ経歴を持つベテラン指導者。今回の来日は、代表コーチを務めるトム・ホーバス氏との縁で実現した。ホーバス・コーチの大学時代の恩師がダン・コーチという。

ダン・コーチは6月26日に来日し、7月2日までの合宿で指導にあたった。「今回はオブザーバーとして来日した」と語るジェリー・ダン氏に女子代表の印象を聞いた。
 
 
 

◆女子代表 アドバイザリーコーチ ジェリー・ダンに聞く!

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バスケットボール日本代表国際強化試合2015

穏やかな口ぶりで女子代表について語るジェリー・ダン・コーチ

 

――女子代表の第一印象を聞かせてください。

すごくスピードがあり、スキルがあり、とてもいいチームだと思う。内海ヘッドコーチの練習はとても組織だっており、ファンダメンタルもしっかり教えている。選手もすごく一生懸命に取り組んでおり、頭をつかってスマートにやっているという印象を受けた。

――チームにどのようなアドバイスをしましたか。

私は今回、コーチとして参加しているのではなく、内海さんが行う練習で何か気づいたことをチェックしてオブザーバーとして提案し、それを内海さんがチームに反映させるというようにやっている。アジア選手権では(中国のように)大きいチームと対戦するということで、マンツーマンについてアドバイスをした。日本はもっとマンツーマンを練習して、さらに上達することが必要だと思う。またタク(渡嘉敷来夢)がチームに戻ってきたときにやるプレーについても少し指導した。

――誰か目に止まった選手はいましたか。

ポイントガードの吉田(亜沙美)選手だ。とてもクイックネスがあり、いいガードだと思う。頭もいいし、タフだし、周りの選手をうまく使っていいプレーをしている。それにシュート力もある。吉田ならばWNBAでもプレーができると思う。

――日本がアジアで勝つにはどんなプレーが必要だと思いますか。

日本はとてもスピードがあり、ガードも速いし、3ポイントもある。速いテンポでフロントコートにボールを運び、3ポイントで攻める。それをもっともっと上手く展開するようにしていけばよいと思う。
 
 
ジェリー・ダン JERRY DUNN

 1953年3月6日、アメリカ、ノースカロライナ州生まれ、62歳。
 現在は、タスキギー大学男子ヘッドコーチ

【指導歴】
 母校であるジョージ・メイソン大学でコーチとしてのキャリアをスタートさせる。
 1995-2003年、ペンシルベニア州立大学のヘッドコーチに昇格し、
 1996年には大初となるNCAAトーナメント出場に導く。
 その後、同大学の指導のかたわら、アメリカ代表チームの指導にも参画。
 1999年、第6回ジュニア世界選手権大会、男子アメリカ代表チームのアシスタントコーチ、
 2001年、第21回ユニバーシアード競技大会、男子アメリカ代表のアシスタントコーチとして
 チームの好成績に貢献した。
 2001年に再びペンシルベニア州立大学をNCAAトーナメントに導き、
 同大学で最も速く100勝をあげたコーチとして歴史を刻んでいる。
 2003-2007年、ウエストバージニア大学、アシスタントコーチ、
 2007-2009年、ミシガン州立大学、アソシエイトヘッドコーチを務め、
 2009年にはNCAAトーナメントに出場を遂げた。
 2012年シーズンはNBAのニューヨークニックスのアシスタントコーチに就任。
プレーオフカンファレンス準決勝進出の成績を残した。
 2014年より、タスキギー大学男子ヘッドコーチを務めている。
 
 
◆日本バスケットボール協会