鈴木ヘッドコーチ&選手コメント
敗因は「前半にオフェンスを頑張りすぎてしまったこと」

#14金丸晃輔(アイシン)

5月20日(月)準決勝
日本  83(15-15.25-9.13-16.30-28)68 中国

■鈴木貴美一ヘッドコーチ
敗因は「前半にオフェンスを頑張りすぎてしまったこと」
成長していかなければいけない明日の試合に向けては
「とにかく精いっぱい今できる最高のものを出してほしい」

文・写真/細田季里

――今日の試合を振り返って。

決して戦えない相手ではないんですけど、オフェンスで何かやろうしすぎて、そこからミスでやられてしまって、という点数が多かった。そういう場合、中国は身長が高いので、入らなかった時にリバウンドを取られてブレイクを出されてしまう。本当はこちらが速攻を出されないいい攻撃の終わり方をできればよかったんですが…焦ってしまいました。

後半、ファウルゲームをするまでは対等に戦えていたと思います。今日は前半が悪かった。オフェンスで少し頑張りすぎてしまい、そういうやり方では絶対に日本は勝ち目が無い。突っ込んでいって早打ちしたりしてしまい、ディフェンスも戻れていなかった。そこで前半で16点差になってしまうと、後半にいい内容では試合をやっても、最後はバテててしまうので。

――この中国戦での狙いに対しての評価は?

ディフェンスを頑張ってブレイク、というのはできたと思う。ただ、やっぱりリバウンドを頑張って取りに行って取れる時もあったけど、勝負所でダメでした。今日はディフェンスの勝負、という点で、先ほども言いましたがオフェンスを頑張りすぎてしまった、というところが今日のマイナス点。後半はそこを修正できたので、そこはいい経験になったと思っています。

――この大会は1次合宿の成果を出す、という大会になっていると思いますが、ここまでのチーム状況と明日に向けて。

(短期間で色々な指示を)詰め込んでしまったところもあるんですけど、それに対してはよくできているなと。それとやはりおとなしいので、バカになってもっと開き直ってやってほしいというか、失敗してもいいから、ディフェンス頑張るとかオフェンス頑張るとか。

練習ももっと厳しい練習しないとダメですね。試合のフォーメーションもあまり練習はできていないので仕方ない部分はありますが、その部分も含めて悪かったところをどう8月までに修正するのか。それは練習しかないので、しっかりやっていきます。

――明日はこの大会最後の試合。それは次のステップに向けての試合になりますが、選手たちにはどういうことをしてほしいと思っているか?

初戦負けた時にみんな落ち込んでいましたが、そうじゃなくてまだまだ先があるし、成長していかなければやっている意味もないので。いきなりはあれもこれもできるわけがない。だから、今できること、とにかく精いっぱい今できる最高のものを出してほしい。
 
 
■#14金丸晃輔
敗因は「最後までリバウンドでした」
8月のアジア選手権に向けて「明日はとにかく勝って終わりたい」

――この中国戦に向けての指示は?

相手は身長が高いのでディフェンスから入ってしっかりスクリーンアウト。そこからブレイクして点を取る、という指示はありました。(それに対しては)中国の4番にドライブを好き勝手にされてしまい、(シュートを)外したらリバウンドを取られシュートを決められたりと、その繰り返しでどんどんやられて。敗因は(16点差もつけられた)前半です。

――立て直しを図るハーフタイムではどういった指示が?

ウイングとトップでボールを回しているだけだったので、持ったら攻めてとりあえず4Qまでに1桁差に詰められれば、と。そこはもうがむしゃらに攻めるだけでしたね。ですが、最後までリバウンドでした。
(※)この試合日本32リバウンドに対して、中国は46リバウンド。

――リバウンドを取られたことについては?

相手が高いのもありますが、中国の4番などは無理な体勢でペネトレイト行った時にわざとボードに当てて、(リバウンドを)取らせてたりしていたんですよ。「こいつシュート狙ってないな」と。それを弾けばよかったものの、ボールを取り行ったから向こうに(リバウンドを)取られてそのままタップされて入ったりしていたので、そういったその差もありました。

――この大会期間中、マークが厳しいと感じることはありますか?

そんなにはありませんが、ただ今日の試合の後半は少し感じました。韓国戦は(慶熙大の)チェ・ブヨン監督とはもう何回も試合していて、たぶん(シューターだということを)知っていると思うので、僕のマークマンはカバーに行ったりしてなかったです。おそらく、シューターには打たすな、という指示があったんだと思います。

――この大会もあと1試合、金丸選手からみてここまでのチームはどうですか?

練習時間も短じかかったですし、コンディションもあまりよくない中でやってきました。今日の結果は残念ですが始まったばかりなので、8月のアジア選手権に向けて合わせていきたいです。明日はとにかく勝って終わりたいです。