3月15日・16日の見どころ
「プレーオフ」へ生き残りを懸ける富士通、三菱電機

チームの出来に波がある富士通。残り4試合でどれだけ自分たちのバスケットができるかだ

プレーオフへ「残り2枠」を懸けた試合が続くWリーグ。
今週末、3月15日(土)、16日(日)の勝敗が注目される富士通、三菱電機の見どころを上げてみたい。

富士通は新潟との2連戦。1つも落とせない試合が続く

■富士通
● 3月8日(土)14:00 vs トヨタ自動車 (福岡・飯塚第一体育館)
● 3月9日(日)14:00 vs トヨタ自動車 (福岡・大牟田市民体育館)
  3月15日(土)18:00  vs 新潟 (新潟・長岡市栃尾体育館)
  3月16日(日)14:00  vs 新潟 (新潟・長岡市栃尾体育館)
  3月21日(金・祝)17:00  vs JX-ENEOS (大阪・堺市金岡公園体育館)
  3月22日(土)15:00  vs JX-ENEOS (大阪・八尾市立総合体育館)

 20勝9敗で5番手にいる富士通。3月8日、トヨタ自動車との一戦は延長戦の末に53-57と惜敗だった。激しいディフェンスでトヨタのリズムを封じ込んだ富士通だったが、第4ピリオドでトヨタのゾーンプレスからの粘りにあって同点とされ、延長で逃げ切られてしまった。続く9日もトヨタに連続して敗戦となったために、苦しい展開になっている。

 今季の富士通は、ディフェンスは手堅いが、「得点が伸びないのが一番の悩み」と語る藪内ヘッドコーチ。勢いに乗ったときは強いが、相手ペースになったときに、流れをなかなか自分たちに引き戻すことができないのだ。オールラウンダーの#0長岡萌映子の得点力に、#15山本千夏や#45名木洋子らの外角が当たり、さらに#10町田瑠唯、#8鈴木あゆみなど、他のメンバーがどれだけ得点力をあげていけるかにかかっている。

 今週末は、新潟との2連戦で、最終週はJX-ENEOSとの2連戦となる。攻守でしぶといバスケットを見せる新潟は、侮れないチームだ。2月の第1戦目は51-33とロースコアながら富士通が勝利している。この2連戦もきっちりと勝って、来週につなげていきたいところだ。

クロスゲームが続く三菱。残り4試合で逆転、4強入りを目指す          

3月に入ってデンソー戦、シャンソン戦と延長までもつれるクロスゲームが続いている三菱。残り4戦を勝ちきって希望をつなげたいところ

■三菱電機
○ 3月8日(土)13:00 vs シャンソン化粧品 (愛知・パークアリーナ小牧)
● 3月9日(日)13:00 vs シャンソン化粧品 (愛知・パークアリーナ小牧)
  3月15日(土)15:10  vs トヨタ紡織 (愛知・安城市体育館)
  3月16日(日)15:10  vs トヨタ紡織 (愛知・安城市体育館)
  3月22日(土)13:00  vs  山梨 (山梨・山梨市民総合体育館)
  3月23日(日)13:00  vs 山梨 (山梨・富士吉田市営鐘山スポーツセンター総合体育館)

 18勝11敗で目下、6番手にいる三菱電機。デンソーに3敗、シャンソンに1勝2敗したが、富士通には2勝1敗で勝ち越している。シャンソン、富士通の勝ち星によって順位が変わるが、6番手にいる三菱にもまだ「プレーオフ」への可能性が残っている。

 今季、「4強入り」を目標に、確かな力を見せている三菱電機。レギュラーシーズン終盤にきて、延長戦が続くなど惜しい試合が続いている。
 3月2日、3日のデンソー戦は、2戦ともにあと一歩だった。延長の末に惜敗となった2日の一戦は、一進一退の中で#3宮元美智子、#5池谷悠希の3ポイント、#24王新朝喜のフックシュートなどで応戦したが、延長戦ではファウルがかさみ、71 -73と惜敗。翌日もクロスゲームとなり、第4ピリオドで得点が伸びずに力尽きた。

 3月8日、9日のシャンソンとの2連戦も、互いに譲らない激戦となった。8日の一戦は、三菱が#24王新朝喜のインサイドと外角陣が粘り強い攻めを展開。自分たちのバスケットを終始展開して72-48と大勝した。
 翌9日は“後がない”シャンソンに第4ピリオドで猛攻を受けて、勝負は再延長へともつれこんでしまった。何としてもここを勝利したい三菱だったが、#5池谷、#3宮元、そして#渡邉亜弥らのシュートが勝負所で決まらず、シャンソンに逃げ切りを許してしまった。

 キャプテンの宮元は「8日に大差で勝ちながら、9日は再延長の末に惜敗。この敗戦は悔しいが、8日の試合は勢いにのって勝つころができた。残りの試合でもその勢いを切らさずに戦っていきたい」と語り、「シュートだけでなく、チームの状況が悪くなったときに、ディフェンスやリバウンドなど、身体をはったプレーでチームをひっぱっていきたい」と決意を話してくれた。

 逆転で「プレーオフ」への切符をつかむためには、残りの4試合を確実に勝っていくしかない三菱だ。
 
 
◆Wリーグ公式サイト