イースタンカンファレンス:ファイナル
トヨタ東京を61点に抑えた堅守の勝利。東芝神奈川が1勝

東芝神奈川は攻守で集中力のあるプレーを見せ、試合の主導権を握っていった、中でもトヨタの#3ギブス、#31リッチーらのインサイドプレーを要所で抑えたのが効いた

NBLプレーオフは、東西のカンファレンスファイナルが行われ、
イースタンは東芝神奈川が堅いディフェンスを見せてトヨタ東京に先勝した。
一方、ウエスタンは延長となる激戦となり、和歌山が68-67で逃げ切った。
和歌山は第3クォーターまでで50-36とリードしたが、
第4クォーターでアイシン三河の猛攻を受けて延長戦となった。
この一戦で和歌山は、#9川村卓也が3ポイント2本を含む33得点と爆発、
見事にチームを勝利に導いた。
ここでは、イースタンのファイナル第1戦をレポートしたい。

■イースタンカンファレンス:ファイナル:5月10日(土)東京:代々木第2体育館

  東芝神奈川 78 (24-20、19-14、17-11、18-16) 61 トヨタ東京

■ウエスタンカンファレンス:ファイナル:5月10日(土)愛知県体育館

  和歌山トライアンズ 68 (12-13、19-9、19-14、8-22、10-9) 67 アイシン三河
 
 

イースタンカンファレンス:ファイナル第1戦レポート

トヨタの堅守を突いて、ファジーカス27得点、辻、ボーズマンが各13得点をマーク

東芝神奈川は序盤からトランジションの速い展開でブレークを決めた。この試合も27得点と活躍した#22ファジーカス

東芝神奈川vsトヨタ東京の一戦は、東芝神奈川が第1戦を制して王手をかけた。トヨタを61得点に抑えたディフェンスの勝利だった。

リバウンドはトヨタが40本、東芝が38本とトヨタがわずかに上回ったが、トヨタ#3ギブスを10得点、外角陣の当たりも抑えた守りの勝利だった。オフェンスでは、大黒柱の#22ファジーカスが27得点。#0ボーズマンもゴール下で粘りのシュートを決めて13得点。シューター#14辻直人も13得点を稼ぎ、得点源の3人ががっちりと核となり、東芝神奈川が自分たちのペースで試合を進めた。

トヨタ東京は#31リッチーと#3ギブスの2人が第1クォーターでファウル2となり、ゴール下での攻防で東芝に厳しいプレッシャーをかけることができなかった。トヨタの必勝パターンであるセカンドショットでの得点も、東芝の堅守に阻まれて決め切れないシーンが目についた。加えて#10岡田5得点、#16松井啓十郎5得点と外角陣が当たらず、セミファイナルで活躍した#24田中大貴も0点と波に乗れなかった。

東芝は第2クォーター、互いにシュートが決まらない“我慢の時間帯”で、#24大西と交代で入った#18鎌田がフローター気味のショットを沈めるなど貢献。第3クォーターでは#14辻がビザービーターでチームにさらに勢いをつけ、最終クォーターでは#5山下がスティールからの速攻、#9栗原がダメ押しの3ポイントを沈めた。

トヨタ東京のドナルド・ベック・ヘッドコーチは「シュート率があまりにも低い。これに尽きる」と敗因を語った。東芝神奈川のフィールドゴールの成功率は51.7%。これに対してトヨタ東京は37.3%。シュート成功率が明暗を分けた。

カンファレンスファイナルの第2戦は、明日5月11日、15:00から。トヨタのベック・ヘッドコーチは「今日、決まらなかったシュートを明日は何が何でも決めていくしかない」と語り、#10岡田も「ディフェンスは悪くはなかったと思う。この点差ほど力の差は感じていません。明日、もう一回、出直します」と雪辱を誓った。
 
 
◆2ページ目は、両チームのヘッドコーチ、東芝神奈川・篠山竜青選手、トヨタ東京・岡田優介選手のコメントを紹介
 
 

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