イースタンカンファレンス ファイナル
東芝神奈川がトヨタ東京に2連勝し、NBLファイナルへ!

2戦で決着をつけた東芝神奈川。後半、ディフェンスからの速い展開がチームに流れを呼び込んだ

イースタンカンファレンスのファイナルは、東芝神奈川がトヨタ東京に2連勝し、
5月21日からのNBLファイナルの舞台へと駒を進めた。
後がないトヨタ東京は立ち上がりから気迫の攻めと守りを披露、前半を43-32とリードしたが、
後半、東芝が敷いたゾーンをせめあぐむシーンが多くなり、
第3クォーターの残り5分過ぎに逆転を許すと、流れを自分たちに引き戻せず、逆転負けを喫した。
東芝は、大黒柱の#22ニック・ファジーカスが29得点とこの日も活躍。
第3クォーター33得点を奪取した東芝の爆発力は見事だった。

取材・文/舟山 緑  取材・写真/小永吉陽子  写真/一柳英男  
 
 

■イースタンカンファレンス:ファイナル:5月11日(日)東京:代々木第2体育館

  東芝神奈川 86 (20-24、12-20、33-10、21-18) 71 トヨタ東京
 

イースタンカンファレンス:ファイナル第2戦レポート


前半11点ビハインドを後半のゾーンで逆転。東芝神奈川が2連勝でファイナルへ

第2戦、トヨタ東京は#31リッチーがインサイドで気を吐き、21得点をマーク

 第1戦に敗れているトヨタ東京は前半から、気迫の攻守で東芝神奈川を苦しめた。厳しいプレッシャー・ディフェンスをかけて東芝に思うようなシュートを打たせなかった。攻めても#31リッチーや#3ギブスらがインサイドを支配。アウトサイドも#10岡田優介、316松井啓十郎らが気合いのこもった3ポイントを決めて、前半を43-32とリードを奪った。

 東芝はチームの要#22ファジーカスが前半でファウル3となり、苦しい展開に。そのため後半は立ち上がりから2-3ゾーンを敷き、トヨタのアウトサイドが落ちたところをリバウンド奪取する作戦に出る。その序盤、トヨタの甘いパスを東芝#7篠山竜青がスティールし、これを#14辻につないで速攻から得点。続く#0ボーズマンもゴール下に切れ込んで連続得点する。トヨタはタイムアウトをとってこの流れを断ち切ろうとするが、#10岡田の3ポイントが1本決まったあとは、得点が続かなかった。

前半でファウル3となった東芝神奈川の#22ファジーカスだったが、後半に爆発。第2戦も29得点とチームを牽引した

 東芝が爆発的なオフェンス力を見せたのがこの第3クォーターだ。トヨタのターンオーバーを見逃さずにスティールから速攻に走り、#22ファジーカスがリバウンド、3ポイントと大爆発。前半7得点に留まった得点が、この第3クォーターだけで18得点を奪取。東芝はトヨタが握っていた主導権をあっさりと奪い返し、65-53と完全にペースをつかんで第3クォーターを終えた。

 第4クォーターも東芝の勢いは衰えなかった。後手に回ったトヨタのディフェンスを切り崩して得点を重ねていく。トヨタは東芝のゾーンに対してなかなか外角が当たらず、リバウンド争いでもファウルがかさみ、冷静にゲームを進めることができなかった。#31リッチーが21得点、#10岡田が11得点をあげたが、#3ギブスが4得点に終わっては苦しかった。「後がない」トヨタだったが、後半は東芝のゾーンを切り崩す“仕掛け”もなく終わったのが残念でならなかった。
 
 
◆2ページ目は、東芝神奈川の北卓也ヘッドコーチ、#14辻直人選手、#24大西崇範選手のコメントを紹介
 
 

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