ファイナル第1戦
東芝神奈川が69-61で和歌山に逆転勝ち

前半は和歌山がゲームの主導権を握ったが、後半、東芝神奈川がプレッシャーを強めて、和歌山のリズムを奪っていった

NBLの初代チャンピオンを決めるファイナル第1戦。
前半を36-29とリードした和歌山だったが、後半、東芝神奈川が果敢な攻めで逆転。
69-61で東芝神奈川が第1戦を制した。

■NBLファイナル第1戦:5月21日(水)東京:代々木第2体育館

  東芝神奈川 69 (17-24、12-12、22-15、18-10) 61 和歌山トライアンズ

  【東芝神奈川】#14辻直人:21得点/#22ファジーカス:17得点、19リバウンド/#25ジュフ磨々道:14得点
    #0ボーズマン:8得点、8リバウンド

  【和歌山】#9川村卓也20得点/#3マイケル・パーカー13得点、7リバウンド/#1木下11得点/
    #7リカート:9得点、10リバウンド

NBLファイナル:第1戦レポート

後半、ディフェンスのプレッシャーを強めた東芝神奈川がスパート。逆転で逃げ切る

和歌山は司令塔の#1木下が要所で3ポイントを決め、チームを牽引

 注目の第1戦は東芝神奈川が69-61で和歌山に逆転勝ちした。前半は和歌山に36-29とリードを許したが、第3クォーターで逆転。51-51で迎えた第4クォーターは、互いにシュートが決まらない我慢の時間帯が続いたが、果敢にゴールにアタックした東芝が一歩抜け出して勝利した。

 第1クォーターは互いに快調な滑り出しだった。和歌山が#7リック・リカートのゴール下で先制すると、#3マイケル・パーカーもリズムにのって得点。#1木下博之、#9川村卓也らが3ポイントを決めると、東芝神奈川も序盤から#14辻直人が高い集中力で3ポイント3本を沈め、互いにエースシューターが点を決めるファイナルにふさわしい立ち上がりとなった。

 第2クォーターに入ると和歌山は#31青野がゴール下でバスカンを決め、#33内海も3ポイントで30-17と東芝を大きくリードする。東芝はなかなかシュートが決まらず、オフェンスリバウンドが獲れない。そんな中、#14辻がフリースローでつなぎ、#25磨々道のリバウンド、#7篠山のミドルショットで29-36として前半を終えた。

 7点差を追う東芝がスパートしたのは第3クォーターだ。ディフェンスでプレッシャーを強め、#25ジュフ・磨々道、#22ファジーカス、#0セドリック・ボーズマンらがたたみかけるように得点を重ねていく。5分過ぎには東芝が41-40と逆転。和歌山も#7リカート、#1木下、#3パーカーらの踏ん張りで一進一退として51-51のイーブンで勝負は第4クォーターへ。

東芝神奈川は、#22ファジーカスからのパスを受けてゴール下で#0ボーズマンが得点を効果的に重ねた

 第4クォーターは互いにシュートが決まらない我慢の時間帯が4分以上も続いた。ここで突破口を開いたのは東芝の#38宇田康利のドライブだった。さらに#22ファジーカスが3ポイントを沈め、タイムアウト明けには#5山下のスティールから#14辻のジャンプショットが決まって58-51。さらに#38宇田のドライブのこぼれ玉を#25磨々道が決め、#5山下の3ポイントがダメ押しのように決まって63-53とした。和歌山は#9川村が果敢にゴールをねらうが、リングに弾かれ、なかなか点差が縮まらない。

 後半、ディフェンスからの速い展開で一気に主導権を奪った東芝神奈川が40得点をあげ、和歌山を突き放した。得点力の高い和歌山を61得点に抑えたディフェンスの勝利だった。
 
 
◆2ページ目は、#22ニック・ファジーカス選手、#38宇田康利選手のコメントを紹介
 
 

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