ファイナル第3戦
東芝神奈川が戦力ダウンの和歌山を下して「NBL初代王者」に

NBLの初代チャンピオンとなった東芝神奈川

NBLファイナル第3戦は、和歌山が#3マイケル・パーマーに続いて
#7リック・リカートまでもがケガのために欠場。スタートの2人の外国籍選手を欠いて
日本人選手のみで戦うという異常事態となった。
試合は、第1クォーターで大きくリードを奪った東芝神奈川が、
和歌山の捨て身のプレスに点差を詰められながらも、危なげなく逃げ切って勝利。
3連勝で「NBL初代王者」のタイトルを手中にした。
試合後の両チームのヘッドコーチ、選手のコメントを紹介したい。
 
 
取材・文/舟山 緑   写真/一柳英男
 
 

■ファイナル第3戦:5月24日(土)東京・代々木第2体育館

  東芝神奈川 78 (28-4、17-16、20-15、13-26) 61 和歌山トライアンズ

   【東芝神奈川】#22ファジーカス:25得点、11リバウンド/#14辻直人:20得点/#0ボーズマン:11得点、9リバウンド/
     #7篠山竜青:6得点/#38宇田/6得点/#25磨々道:2得点、7リバウンド

   【和歌山】#9川村卓也16得点/#31青野文彦:15点、13リバウンド/#8中務:8得点/#2阿部:7得点/
     #12久保田:7得点/#21根来:2得点、8リバウンド
 
 

■東芝ブレイブサンダース神奈川  北卓也ヘッドコーチ

「最後までハードに戦ってくれた選手たち。天皇杯優勝が自信となり、
精神的なタフさにもつながって優勝することができた」

第2戦は10得点に終わったが、第3戦は本来の得点力、リバウンド力で優勝に貢献した#22ファジーカス

 トップリーグで通算9年ぶり3回目の優勝ができ、私が現役選手の時の優勝以来になります。選手の時も本当にうれしかったですが、ヘッドコーチとしての優勝も本当にうれしいものです。このチームを強くする、優勝するチームにするという使命を受けてヘッドコーチをやらせていただきました。結果、リーグ優勝と天皇杯優勝の2冠が果たせて、使命を果たすことができました。これは本当に選手の頑張りのおかげです。選手、そして私を支えてくれているコーチ陣、スタッフ陣、会社のみなさん、チームに関わるすべての方々、東芝ブレイブサンダース神奈川を応援してくださるファンの皆様に本当に感謝しています。皆様の力がなければ、この優勝を勝ち取ることが できませんでした。

 和歌山のパーカー選手とリカート選手の2人が欠場となり、ベストなメンバーで戦えなかったことは非常に残念でした。ただ、選手たちには相手の状況に関係なく、自分たちのバスケットをしようと話しました。主力2人を欠いて相手がどのようなバスケットをしてくるのか、分からなかったので、そのように伝えましたが、途中、点差があいてしまい、中だるみになった場面もあったので、ハーフタイムで選手には指示は与えました。

 全体を通して選手たちは最後までしっかりハードに戦ってくれたことを誇りに思います。本当にいいチームになったと思います。昨シーズンの悔しい思いと、天皇杯で優勝をしたのが自信になり、それが精神的なタフさになっていたと思います。9年という長い時間がかかりましたが、優勝できて本当にうれしいです。

優勝を決めてテレビのインタビューに答える北ヘッドコーチ。インタビュアーはかつての盟友、節政氏(左)


 
 

◆2ページ目は、篠山竜青選手、辻直人選手、加々美裕也選手のコメントを紹介
 
 

1 / 41234