男子準決勝結果
男子決勝は2年連続で福岡大附属大濠vs 明成の戦いに

個人技の高さ、選手層の厚さで市立船橋を振り切った福大大濠。#4鳥羽のドライブイン。市船は第3クォーター半ばから猛追して3点差まで詰め寄ったが、大濠の牙城を崩すことができなかった

男子決勝は29日(日)12:00から、3位決定戦は市立船橋VS桜丘

ウインターカップ2104の男子は最終日を残すところとなった。決勝に進出したのはインターハイ優勝校・福岡大附大濠と昨年のウインターカップ覇者・明成。このカードは昨年のウインターカップ、今年のインターハイに続く3大会連続の決勝カードとなる。

昨年のウインターカップは明成が層の厚さからくる多彩なオフェンス力を見せつけ、4年ぶり2度目の優勝を果たした。3年生が繰り出すトランジションの速さの中で躍動していたのは、スーパールーキー八村塁だった。そして、今夏のインターハイでは福岡大附大濠が3年生のフロアリーダー、津山尚大を軸として雪辱を果たしている。

しかし、そのインターハイの決勝には、明成はエースの八村塁、1、2番をこなせるガードの納見悠仁、福岡大附属大濠は牧隼利がU17世界選手権に出場したために不在だった。全員が揃って戦う“真の日本一”決定戦に注目が集まる。

決勝戦に向けて、福岡大附属大濠の片峯聡太コーチと明成の佐藤久夫コーチの抱負を紹介したい。

  <写真/一柳英男>

ウインターカップ2014
■12月27日:男子準決勝の結果

  福岡大学附属大濠(総体1位)89 (26-21、26-16、20-25、17-16) 78 市立船橋(千葉)
  明  成(総体2位)75 (15-20、24-11、21-9、15-12) 52 桜  丘(愛知)

■福岡大学附属大濠:片峯聡太コーチ

一年前にこの東京に“忘れたもの”を取り返したい。
めざすは、金色のメダルだけです!

「開始5分、しっかりとプレスをかけて相手のやりたいバスケットをやらせないようにしようというプランのもとにやってきました。これは国体で福岡と千葉が対戦したときに手応えを感じたところから出した策でした。最初に10点差で主導権を握った形になり、途中、主力を休ませながらゲームをコントロールしました。しかし、第3クォーター中盤から第4クォーター終盤にかけてクイックモーションで打つ市船のシュートがビックリするほど入りました。けれども、その後はインサイドを中心にバスケットを展開。また、#13津山尚大に対する厳しいマークを逆手に取って#8牧隼利のドライブが最終的に決着をつけてくれたと思います。

明日の決勝は、桜丘、明成のどちらが出てきても、リバウンドがカギになると確信しています。そこはさまざまな工夫を凝らして戦っていきたいし、ビッグマンへの対応もしっかり準備をしてきました。昨年は準優勝に終わっています。選手たちには常々、「昨年、東京に忘れてきたものを取り返しに行こう」と、このウインターカップに向けて語ってきました。明日の決勝は、全てを懸けて臨みたいです。3年生はチームとしてこの1年間の全ての思いをコートで表現してくれたらと考えています。めざすは、金色のメダルのみです」

一戦ごとにチームが進化してきた明成。桜丘戦で3ポイント4本を含む21得点をあげたシューターの#10三上侑希

■明 成:佐藤久夫コーチ

夏に流した悔し涙を晴らすのは、このウインターカップの舞台だけ。
自分のやるべきこと、責任を果たすことを選手に期待したい。

「準決勝は非常に重いゲームでした。前の大濠と市立船橋戦は勢いもあって見ていて面白いゲームだったのですが、今日は我々のゲームは重くて重くて、みんなリュックに砂袋を背負っているようなバスケットボールでしたけれど、でも石橋を叩きながら渡るような大会で、なんとか無難に勝利を収めることができて、明日につなげることができました。

明日は私たちがペースを作っていくよりは、戦い方だと思うけれど、大濠さんにゲームの運びをお願いして、それにジワリジワリジワリとついていって、最後においしいところをいただければいいかなと。まあ、そうならないとは思いますけれど。ただインターハイで我々選手が終わってからみんな泣いていたんですね。その時に涙は溜めておけ、ウインターカップのために貯めておけと言いました。だからその分、明日は選手たちに思う分存、戦ってもらいたいと思います。

試合の結果はあとからついてくるものと選手に言っている。その前に目先の勝利にとらわれ過ぎずに、自分のやるべきこと、自分の責任を果たす基本的なことをやっていきたい」
 
 
◆大会結果の詳細はこちら(日本バスケットボール協会:大会特設サイト)
 
 
 
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