2016年10月開幕 新リーグ概要(案)発表
全47チーム集合のもと、新リーグ説明会開催

NBL、bj、NBDL全47チームの代表が集合し「歴史的な一日になった」と川淵三郎チェアマン(写真/小永吉陽子)

新リーグ加入は原則「5000人収容アリーナの確保」が条件
「大きな改革に向けて取り組んでほしい」と川淵チェアマン

3月4日、第2回タスクフォース会議が開催され、2016年10月開幕予定の新リーグの概要案が決定された。その後、NBL、bj、NBDL全47チーム(来季参入含む)の代表者が集合し、新リーグに向けての説明会が行われた。チーム代表者からは積極的な質問が飛び交い「各チームの前向きな姿勢が感じられた」(川淵三郎チェアマン)という参戦意欲を感じさせる説明会になったが、入会基準の高いハードルとなるのは「5000人規模のアリーナ」を有すること。川淵三郎チェアマンは、5000人収容アリーナを持つ意味をこのように語る。

「今は3000人収容のアリーナが大部分で、平均観客数が1500人。3000〜4000人を観客動員するためには5000人のアリーナがなければできません。今の1500人の観客でプロとして成り立つと思っているほうが間違いです。5000人ぐらいの入れ物があって、そこに最低でも3000入れるという意気込みがあって、地域社会の中で自分たちを売り出し、訴え、アリーナにファンを呼び込む努力がもっと必要になる。そうすることによってマーケティングの市場が広がり、バスケットボールを愛する子どもたちが増えていく。そうなるためにも、5000人のアリーナが必要なんです。

しかしそうは言ってもこれは行政サイドが決めること。教育委員会や体育館の責任者、地域の首長トップの方に了承を得ないと認めてもらえない。そうした努力をこれまで本当にやってきたのだろうか。これから努力していかなくてはならないのはこの部分。

日本のバスケットボールが発展していくために、今のままでいいとは皆さん思っておられないでしょう。変わるためにはどういう手段を講じ、未来に夢を抱いて現状を変えていけるか。そういう考え方をしっかり持って、大きな改革に向けて取り組んで欲しいと思います」

今後は、3月25日の第3回タスクフォースにて、3段階のチーム階層化の要件決定と新リーグ運営法人の詳細が発表。そして、4月1日には新リーグ運営法人を設立し、新リーグ入会申込み受け付けを開始。入会審査を経て、5月31日に新リーグ参加チームが決定。7月下旬にはトップリーグ、チャレンジリーグ、地域リーグのチームを発表。スピード感を要する改革が始まっている。
 
◆「JAPAN 2024 TASKFORCE」公式サイト
 

統合リーグ設立に向けて(案)

【概要】

●新統合リーグは国内唯一の男子プロリーグとして位置づけされ、JBAの傘下団体として、FIBA、JBAの定款及びこれらに付随する諸規定、並びにJBAからの指示を遵守する
●リーグ形態は「トップリーグ」「チャレンジリーグ」「地域リーグ」(仮称)の3部リーグとし、トップリーグは16チーム±4チーム。入れ替え戦を実施する
●新リーグは2016年10月に開幕

【入会基準】

●リーグ理念と合致した明確なチーム理念を定めていること
●プロバスケットボールチームの運営を主たる事業目的とする法人であること
●3/31時点でNBL、bjリーグ、NBDLのいずれかのリーグに所属しており、入会時点で所属リーグに退会届を提出済みであること
●年間試合数の8割程度のホームゲームを実施できるホームアリーナを確保し、原則として収容人数5000人程度を基準とする。ただし、現在、アリーナが存在しないチームについては、将来の具体的なアリーナ建設計画を提示するなどの要件を別途設ける
●チームの名称は地域名を入れることを義務付けされるが、例外的に企業名をチーム名に入れることをリーグが許可する場合がある

【今後の検討事項】

●選手の年俸
●新人獲得制度
●外国人選手のオンザコートの数

【今後のスケジュール】

3月25日…タスクフォース第3回会議、3段階のチーム階層化の要件決定、新リーグ運営法人の詳細決定
4月1日…新リーグ運営法人設立、新リーグ入会申込み受け付けを開始
4月28日…タスクフォース第4回会議
5月13日…タスクフォース第5回会議
5月31日…新リーグ参加チーム決定(以後、リーグ加盟チームの要件充足審査)
6月2日…タスクフォース第6回会議
6月18日~20日…FIBAセントラルボード