4月4日(土)第2戦  レポート&コメント
JX-ENEOSが第2戦も制して優勝に王手をかける

JX-ENEOSは第1クォーターと第3クォーターの立ち上がりを制して終始、主導権を握って勝利。#21間宮佑圭が要所で得点  (写真提供/WJBL)

 JX-ENEOS 73 (18-8、25-23、20-16、10-10) 57 富士通 

ファイナル第2戦も、JX-ENEOSのディフェンスの勝利に終わった。第1クォーターで#12吉田亜沙美が2本の3ポイントを沈め、第2クォーターでは#11岡本彩也花がやはり2本の3ポイントを決めて、センター#21間宮佑圭がポストで沈着に加点。終始、試合の主導権を握ってゲームを優位に進めた。富士通は、第2クォーターからオフェンスのリズムがよくなり反撃を見せたが、ゲームの流れが相手に傾きかけるとすかさずJX-ENEOSが得点をかさね、リードを保ったまま逃げ切った。この2連勝でV7に王手をかけたJX-ENEOS。

富士通はイージーシュートミスが目立ち、JX-ENEOSを苦しめには至らず。第3戦でどれだけ自分たちのバスケットを取り戻せるかにかかっている。富士通の意地に期待したい。

◆勝利したJX-ENEOS#11岡本彩也花(GF/161㎝/桜花学園高校出身) 

4本のs3ポイントを沈めてチームに流れを作った#11岡本(写真/WJBL)


「自分のタイミングで3ポイントが打てている。
2戦目もディフェンスの勝利に」

(4本の3ポイントを沈めて14得点と活躍)セミファイナルまではディフェンスを気にして打たされたシュートになっていましたが、このファイナルでは自分のタイミングでシュートが打てているのが結果につながっています。セミファイナル前は練習でも入らず、試合(トヨや自動車戦)でもチームに迷惑をかけてしまいました。だからファイナル前に清美さん(佐藤清美ヘッドコーチ)にシュートを見てもらい、アーチがないために全部のシュートがショートになっていたので、そこを修正してきました。

インサイドには相手もWチームで厳しく守ってくるので、そこからインサイドアウトをして自分がうつことをねらっています。第1戦も今日も、そこがうまくいきました。入るか入らないかにこだわらず、とにかく自分のタイミングで迷わずに打つことだけを考えています。この第2戦は当然、富士通さんのディフェンスのプレッシャーが強くなるのは分かっていました。立ち上がりは少しあたふたしてしまい波に乗れなかったですが、後半はそこが修正できました。

(富士通を57得点に抑えたことについて)自分たちのディフェンスが効いていると思います。合う手のピックやスクリーンに対しての守り方は、かなり練習してきました。またトランジションも速いです。レギュラーシーズンではかなり走られて負けてしまっています。だから、そこの守りも強化してきました。1戦目もブレークは2本ぐらい。今日はピックアップミスから後半、打たれてしまいました。第3戦はそこを修正していきたいです。明日(4月5日)で決着をつけたい気持ちは強いですが、1戦目、2戦目と変わらず、気を引き締めて臨むだけです。
 
 

◆敗戦となった富士通#0長岡萌映子(CF/182㎝/札幌山の手高校出身)

「ワイドオープンからのシュートチャンスは作れているので、
あとはシュートを決め切るだけ」

17 得点とチームハイの#0長岡。2戦ともに立ち上がりの悪さが目につき、また決めるべきシュートが決め切れない苦しい展開になった(写真/WJBL)

今日も立ち上がりがよくなかったです。気合いは十分なのですが、それをうまくプレーで表現できていないというか……。そこが一番の課題ですね。第1戦のあとにオフェンスもディフェンスも修正しました。守りではゴール下でリバウンドはそう取られていないのですが、ロングリバウンドに対して相手のガード陣に取られたり、センター陣に外で取られています。特にリュウさん(吉田亜沙美)がよく跳び込んできていいところのリバウンドを拾われました。セカンドショットにつながるリバウンドは1戦目より取られていませんが、オフェンスの回数は相手のほうが上回っています(2点野投:JX-ENEOS/65本に対して富士通/40本)。タクさん(渡嘉敷来夢)にインサイドで好きにやらせないこと、セカンドリバウンドを取らせないようにしっかりボックスアウトすることは、1戦目よりはうまくいったと思います。

相手を70点台に抑えているので自分たちのディフェンスもある程度、機能していると思いますが、オフェンス面でこれまで70点、80点台の得点を取ってきたチームが57点で終わっているので、やはり自分たちのオフェンスが問題です。自分たちのアベレージまで得点が獲れれば、イーブンの試合ができると思うのですが……。

今日で2戦目なので、もう緊張という問題ではなく、バスケットの問題だと思います。ワイドオープンのシュートのチャンスは作れていると思うし、相手ディフェンスを崩してのブレークも少し出てきましたので、あとはシュートを決め切るだけです。第3戦はゲームをやり慣れている代々木第2体育館なので、あとは自分たちを信じてやっていくしかありません。シュートをねらわないと確率も上がらないので、思い切っていくだけです。躊躇してしまうとダメだと思うので、踏ん切りよく打っていきたいと思います。