アイシン vs トヨタ自動車
JBLファイナル第3戦 試合後のコメント

トヨタが3ポイントを効果的に決めて2勝、王手をかける

ファイナル第3戦:2012年4月21日(土) 代々木第2体育館

トヨタ自動車 69(17-16、12-11、19-14、21―20)60 アイシン
(2勝1敗)                                       (1勝2敗)

※記者会見と個別取材より一部抜粋して掲載

■勝利:トヨタ・ドナルド・ベック ヘッドコーチ

両チームともレベルの高いプレイを見せることができました。試合前から厳しい戦いになると予想し、実際にそのとおり厳しい試合になりました。両チームともハードに引かずいい試合をして、ファンにとっても見どころがたくさんあった試合になりました。

(リバウンドでアイシン49本、トヨタ46本)リバウンドをアイシンに取られてしまい、普段ならばわれわれがいつも本数で上回っているので、ここで負けているのが反省点です。特に前半、オフェンスリバウンドを数多く取られてしまいました。そのリバウンドの部分をしっかり修正して明日の試合に臨み、優勝を目指します。

(日替わりで選手が活躍していることについて)プレイングタイムをシェアしながら全員で戦うのがわれわれの今シーズンのスタイルです。今日は正中選手の調子がよかったのでプレイングタイムが増えました。昨日はクマ(熊谷)がいい活躍がして、プレイングタイムが増えました。われわれのチームは1人2人に頼るのではなく、バランスのいい戦いをするというのが長所でもあるので、日々いい活躍をしている選手は必然的にプレイングタイムが伸びていきます。

■トヨタ自動車#7・正中岳城

タフな戦いになりました。ひとつひとつのプレイを重ねていくしかないですし、向こうのプレイに驚くこともなく、僕らのプレイに向こうが驚くこともない状況で、どちらもお互いにどのような戦いをするのか分かっている状況なので、今日も局面局面でハードにプレイしない限り、道は拓けてこないという気持ちでした。1つ1つのディフェンスやリバウンド、タフなショットの1つ1つを自分たちのものにしていけるよう強い気持ちで戦いました。何とか勝利をつかめたことをうれしく思います。

――リードした後、向こうにまたペースを握られる我慢の展開が続きました。

あれがアイシンの強みだと思います。自分たちが走りきれない、どんどん上がっていけない。もちろんうまくいくことばかりではありません。(簡単に倒せる)そんな相手ではないと思っています。そうなってしまったときに、どう対応するのかですね。流れが変わったときにどう対応していけるのか、それが必要なシリーズだと思います。20点差、30点差をつけて勝てる相手ではないですから。

――オフェンスリバウンドが前半でアイシン12本に対して6本、トータルでもアイシン22本、トヨタ14本。今日はオフェンスリバウンドを相手に奪われました。

向こうのシュート率は全然上がっていなかったと思いますが、外からノーマークシュートを打たれて、オフェンスリバウンドを取られてつながれた時間帯がありました。それによって向こうのシューターが乗ってきたので、あそこはチャンスを与えてしまいました。外のシュートというよりも、セカンドチャンスを与えないということをもう少し集中してやる必要があったと思います。インサイドプレイヤーだけでなく、僕たちガード陣も全員でリバウンドを取ること。同じ集中力で臨まないと、このゲームはどういう結果になっていたかわからないので、(次へ向けて)もう少し学んでいかなくてはならないと思っています。

――1、2戦に比べると得点でもディフェンスでも活躍しました。この3戦目にどう臨みましたか。

1戦目、2戦目は自分自身がいい入り方ができず、他のプレイヤーがゲームに出てインパクトを与えていい働きをしていました。この3戦目では自分もチームにいい影響を与えられる選手になりたいと臨みました。2戦目でこのシリーズで落としていいシュートを全部落としてしまい(8本)、もう落とせないシュートばかりだと思って今日は打ちました。結果的にいい戦いができたと思います。

相手の61点は、このシリーズで最少失点。セカンドチャンスを相手に与えている中でもこういうゲームができたことは、もちろんセカンドチャンスを与えないのが一番ですが、粘り強くゲームができた結果だと思います。ディフェンスはチームの軸になるもの、柱になるものですから、自分のシュートが(成功率)8本中0本でも、それがチームのマイナスにならないようディフェンスを頑張りました。


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