JX-ENEOSが4年連続21回目の優勝
オールジャパン2017女子結果&ベスト5

今季、チームとしての進化を見せているJX-ENEOSが圧勝で4連覇を遂げ「皇后杯」を獲得

JX-ENEOS が完勝で4年連続21回目の優勝。エース渡嘉敷は34得点、18リバウンド

JX-ENEOS 対富士通の対戦となった女子決勝は、JX-ENEOSが攻守で圧巻の機動力を見せつけ、91-67で完勝した。序盤こそ富士通に先行を許したが、第1クォーター終盤のタイムアウト明けから#10渡嘉敷来夢、#21間宮佑圭らのツインタワーのエンジンがかかり逆転。第2クォーターではルーキーの#1藤岡麻菜美が好アシストを連発して流れを引き寄せ、完全にゲームの主導権を握った。

前半はセンターの#21間宮が堅実にリバウンドを奪取してセカンドショットで加点。ディフェンスがあいたトップからも得意のミドルショットが決まってチームを牽引した。後半はエース#10渡嘉敷が、富士通の厳しいディフェンスをものともしないパワープレーで圧倒。ゴール下で得点をかさね、この試合34得点、18リバウンドの大活躍、エースの意地を見せつけた。

また、間宮、渡嘉敷のツインタワーに劣らない働きを見せたのが、今季5年目の#52宮澤夕貴だ。Wリーグの開幕戦から3ポイントで今季、成長を見せている宮澤は、この決勝では3ポイントの成功は8分の1だったが、ドライブからのミドルショットやリバウンドで大きく貢献。富士通にダメージを与える働きぶりでその存在感を強烈にアピールした。宮澤の23得点、11リバウンドは、渡嘉敷に次ぐ数字だった。

前半で18点のビハインドを背負った富士通は、後半、#10町田瑠唯、#11篠崎澪らが果敢にゴールにアタックして追い上げたが、JX-ENEOSの堅いディフェンスの前に単発の攻めに終わり、その差がなかなか詰まらなかった。

今季のJX-ENEOSは、トム・ホーバス氏がヘッドコーチに就任。「昨日よりも今日、今日よりも明日、日々巧くなる。チャレンジし続けること」を目標に掲げ、攻守で細かなプレーをしっかり遂行できる緻密なチームづくりを進めている。その成果はWリーグの前半戦が「22勝0敗」にもよく現れており、この皇后杯の決勝でも、JX-ENEOSとしての進化を見せつけた。

なお大会ベスト5には、JX-ENEOSからは吉田、渡嘉敷とともに成長著しい宮澤夕貴が初選出され、富士通の長岡萌映子は2年ぶり3回目、またシャンソン化粧品の本川紗奈生も初選出された。

オールジャパン2017
第83回皇后杯 全日本総合バスケットボール選手権大会

期 間:2016年1月2日(月・祝)~8日(日)
会 場:代々木第1体育館、代々木第2体育館、駒沢体育館、大田区総合体育館

■2017年1月8日(日)女子決勝
  JX-ENEOS(Wリーグ1位) 91 (19-16、24-9、23-20、25-22) 67 富士通(Wリーグ2位)

■大会順位
  優 勝  JX-ENEOSサンフラワーズ (4年連続21回目の優勝)
  準優勝  富士通レッドウェーブ
  3 位  トヨタ自動車アンテロープス
  3 位  シャンソン化粧品シャンソンVマジック
  
【大会ベスト5】

 吉田亜沙美(JX-ENEOS #12) 4年連続7回目
    ※タレント揃いのチームを強力に束ね、変幻自在にゲームをコンとローする司令塔。
 渡嘉敷来夢(JX-ENEOS #10) 7年連続7回目 
    ※世界を舞台に成長を続けるチームの絶対的なエース。攻守においてゴール下を支配する。
 宮澤夕貴(JX-ENEOS #52)初
    ※内外角をこなすロールプレーヤー。得点力も高く、チームの勝利に大きく貢献。
 長岡萌映子(富士通#0) 2年ぶり3回目
    ※名実ともにチームの大黒柱として成長。得点のみならず、リバウンドでも存在感を発揮。
 本川紗奈生(シャンソン化粧品#6) 初
    ※日本屈指のドライブを武器に得点を量産。外角シュートも要所で沈めるチームのエース。

大会ベスト5。左から吉田亜沙美、渡嘉敷来夢、宮澤夕貴(JX-ENEOS)、長岡萌映子(富士通)、本川紗奈生(シャンソン化粧品)