本日14日、18:05ティップオフ
日韓初のクラブ頂上決戦。両チームが抱負を語る

記念すべき日韓のクラブ頂上決戦に臨む川崎ブレイブサンダースと安養KGC。右からニック・ファジーカス、栗原貴宏、篠山竜青、キーファー・サイクス、イ・ジョンヒョン、オ・セグンの6選手

日韓の強豪クラブが激突する「EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIP」は本日決戦

1月14日、東京・渋谷の代々木第一体育館にて開催される「日韓頂上決戦 EAST ASIA CLUB CHAMPIONSHIP 2017」。対戦するのは、B.LEAGUEの川崎ブレイブサンダースと韓国KBLの強豪・安養(アニャン)KGCだ。

川崎ブレイブサンダース(以下、川崎)は昨シーズンのNBLチャンピオン。一方、安養KGC(以下、KGC)は昨シーズンはKBL 4位だったが、今季のリーグ戦では目下2番手の位置につけている強豪だ。日本はオールジャパンを挟んで来週からB.LEAGUE(以下、Bリーグ)が再開する。一方のKGCもリーグ戦の真っ最中という強行スケジュールの中で来日、歴史的なこの一戦を戦う。

この対戦を前に昨日、川崎とKGCの練習が一部公開され、両チームのヘッドコーチと3選手が記者会見に登壇した。この一戦に臨む両チームの意気込みを紹介したい。
 

B.LEAGUE代表 ――川崎ブレイブサンダース――

川崎は目下、Bリーグ東地区で25勝4敗の首位を走っているが、先日のオールジャパン(全日本総合選手権)では千葉ジェッツに敗れ、準優勝に終わった。その敗戦をどう立て直してこの決戦に臨もうとしているのか。会見では冒頭、北卓也ヘッドコーチからエースの辻直人が腰痛のためにこの数日、練習を休んでコンディション調整を行っていることが明かされた。会見では、北HCとキャプテンの#7篠山竜青、#9栗原貴宏、#22ニック・ファジーカスの3選手が抱負を語った。

◆北卓也ヘッドコーチ

KGCは非常にオフェンシブなチーム。
主軸の4選手をいかに抑えるかがカギになる。

「KGCさんとはプレシーズンに対戦したが、お互いに代表選手抜きでの戦いだったので、その対戦はあまり参考にはならないと思う。国内リーグ(KBL)のスタッツを見ても、平均得点で1、2位を争っており、非常にオフェンシブなチーム。アシストも1試合22本と多い。ここにいるイ・ジョンヒョン選手、オ・セグン選手、キーファー・サイクスの3選手に、センターのデビッド・サイモン選手(203㎝)を加えた4選手が常に2ケタ得点をマークしている。この4人に気持ちよくプレーさせないことがカギになる。

うちは辻(直人)が天皇杯のときから腰を痛め、大会後は練習を控えている状態。選手の状況を見て、ベストメンバーでKGCとの一戦に臨むつもりだ。第1回EAST ASIAのクラブ選手権ということで、この大会が今後発展していくためにも、ハードなプレーをお見せしたい」

◆#7篠山竜青(178㎝/78㎏/PG/28歳)

Bリーグ代表として、自信とプライドを持って臨みたい

「歴史的なこの日韓戦にBリーグを代表して出場できることをうれしく思っている。先日の天皇杯(オールジャパン)で優勝して臨みたかったが、それは叶わなかった。しかし、Bリーグでは目下、勝率で1位。その自信とプライドをしっかりもって臨みたい。

KGCの映像は、何試合か見させてもらった。北HCも言っているように、非常に攻撃的でトランジションの速いチームという印象だ。相手のトランジションを止めるためにハリーバックすることと、自分たちがしっかりいいシュートで終わることが相手を走らせない要因につながるので、そこをしっかりとやりたい。

天皇杯ではオフェンスが機能しない部分もあったので、その反省を踏まえて、ポイントガードとしては藤井(祐眞)とともにしっかりゲームをコントロールしていいオフェンスを組み立てたい」

◆#9栗原貴宏(192㎝/88㎏/SF/29歳)

チームに勢いを与えられるようにハードなプレーを!

「この日韓頂上決戦には、Bリーグの代表として、また日本の代表として、しっかりプライドをもってハードにプレーしたい。個人としても、チームの流れが悪くなったときにはチームに勢いを与えられるようにプレーし、また流れがいいときにはその流れをさらに維持していけるようハードにプレーしたい」

◆#22ニック・ファジーカス(210㎝/111㎏/31歳)

対戦が楽しみ。ファンのためにいいゲームをする!

「この試合を非常に楽しみにしている。初めてのEAST ASIAのチャンピオンシップなので、ファンのためにいいゲームができたらと思っている」
 
 

韓国:KBL代表 ――安養(アニャン)KGC――

◆キム・スンギ・ヘッドコーチ

ディフェンスからの速攻が武器。
いい試合をお見せしたい。

「まずはこの記念すべき試合にご招待いただき、本当に感謝している。川崎さんとはプレシーズンで何度かゲームをしたが、そのときはうちのチームの調子があまりよくなかった。現在、韓国はシーズンの真っ最中で状態が上がってきており、リーグで1、2位を争っている状態。KGCの武器は、ディフェンスからの速攻だ。

現在、ケガ人が3名ほどいて(ヤン・ヒジョン、オ・セグン、イ・ジョンヒョン)、ガードの一人は来日せずに韓国でリハビリ中だ。ケガ人は長くは出ないが、それでも12人を起用して、いいゲームができると思う。川崎のプレースタイルはある程度、把握しているので、プレシーズンのようにはならないと思う。今回の一戦が、今後のアジアのバスケットボールの発展につながっていけばと思っている」

◆#3イ・ジョンヒョン(191㎝/89㎏/G/29歳)

攻撃的なプレーでチームを引っ張りたい。

「このたびはご招待いただき、誠にありがとうございます。両チームともにいい選手が揃っているので、明日はいい試合にできると思う。個人としてはシューターなので、攻撃的なプレーに注目してほしい。自分の攻撃力でチームを引っ張って行けたらと思っている」

◆#28キーファー・サイクス(178㎝/76㎏/G/23歳)

チームの司令塔としてがんばる

「今回は初めてのEAST ASIAのチャンピオンシップ。非常に楽しみにしている。自分は運動神経に優れ、得点力がある。ポイントガードなので、チームの司令塔としてがんばりたい」

◆#41オ・セグン(200㎝/102㎏/C/29歳)

国家代表戦のつもりで戦いたい!

「両チームともに国家代表が揃っていることで、明日の試合も国家代表戦だと思って戦っていきたい。自分はセンターとしてはそれほど高さがないが、速攻などの速いプレーと戦闘的なプレーに注目してほしい」
 
 
【安養KGC:プロフィール】
KGCプロバスケットボールクラブは2010年9月設立。
京畿道南部の安養市に拠点を置く。
2011-12シーズンはレギュラーシーズン2位(36勝18敗)を記録し、ファイナルに進出。
プレーオフではアグレッシブなディフェンスを武器に
安養市に拠点をおくクラブとして初めてKBLチャンピオンを獲得。
クラブの理念はStronger& Faster。
それぞれのポジションに才能ある若手選手を抱え、現在6名の新旧の韓国代表選手が在籍中。
#3イ・ジョンヒョンは今シーズンKBLの第2ラウンドのMVP。
韓国人選手の得点1位2位が、#3イ・ジョンヒョン、#41オ・セグンであり、
リバウンド1位も#41オ・セグンだ。
#55デビッド・サイモンはKBL得点ランキング4位。
韓国プロバスケチームのスター軍団と言えるチームだ。
(B.LEAGUEより)

◆次ページはBリーグの大河チェアマンとKBLのキム・コミッショナーのこの大会に込めた思いを紹介
 

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