横浜VS京都
bjリーグFINALS 3位決定戦後のコメント

新規参入チームの横浜が、追いすがる京都を下し3位に

3位決定戦:2012年5月20日(日)有明コロシアム

横浜75(19-6、12-16、19-24、25-20)66京都

※ヘッドコーチのコメントは試合後の記者会見のもの
※選手のコメントは試合後の囲み取材のもの

■4位:京都ハンナリーズ 浜口炎ヘッドコーチ

非常に雑なゲームになってしまいましたが、選手たちは最後までよく頑張ってくれたと思います。ファイナルズで2つ(前日のカンファレンスファイナルと3位決定戦)負けてしまいましたが、今シーズンはどのチームにも負け越していないし、ファイナルに上がってきたことは変わらないので、非常にいいシーズンだったと思います。

――今日はターンオーバー20個で、シーズンを通してこんなにターンオーバーがあるのは珍しく見えるんですけど、昨日の敗戦は影響しているのでしょうか。
特に、それはないと思います。ターンオーバーを20個やると厳しいですね。まあまあ仕方ないです。

――先ほど試合後にミーティングされていたと聞きましたが、選手たちにはどんな話をしていたのですか?
いくつか話したんですけど、非常に良いシーズンにだったということが1つと、みんなまだバスケットを続けていくと思うんですが、これからのバスケットボール人生を成功してほしいということ。あとは1つは、僕は非常に口うるさいコーチなんですけど、バスケットが終わった後のほうが人生は長いので、僕たちが大切にしてきた規律などを、将来、バスケットを終えた後の人生で振り返ってもらえれば、ということを話しました。

――横浜に点差を広げられた時に、ちょっと慌てた気がしたのですが、その時にはどんな指示を出されたのですか?
フラストレーションがたまっていたのは事実です。レフリーに反則を取ってもらえず、ウチがフラストレーションを溜めながらプレーしていたのは見ての通りです。

■京都ハンナリーズ#41 ランス・オールレッド
3位決定戦で負けてしまいましたけれども、いいシーズンだったと思います。
キャプテンとしては、素晴らしいチームメイトに恵まれて、友達ができたという感じでした。いいチームメイトに囲まれて戦えたと思います。初めての日本だったのですが、快く迎えてくれて、文化の違いもありながら一緒に過ごせたのはありがたく思っています。友達と言えるような仲間に巡り合えましたので、みんなにありがとうと言いたいです。

■京都ハンナリーズ#0 瀬戸山京介
自分たちのバスケットがなかなかできなくて苦しいゲームでしたが、チームメイトと戦えた2日間は良い経験になりました。ここに来られたのは京都のブースターさんのおかげです。横浜とは、レギュラーシーズンの1戦目は勝ちましたけど、2戦目は負けていて、さらに得点も少ないゲームだったので、今日は何とかアグレッシブに攻めていこうと思ったんですけど、昨日に引き続き、出だしから重たいというか自分たちのバスケットができませんでした。

この有明に来られたのはいい経験でした。(点差がついても)最後まで頭を下げずにチームメイトと一緒に戦えたのは京都らしくて、見ているお客さんにも気持ちは伝わったと思いますし、京都ハンナリーズのバスケットはこういうバスケットだよと見せることができたと思います。
第1Qで離されたのは、出だしで向こうの3Pが連続して決まったためです。引き続きディフェンスを頑張って自分たちの流れにもってこうようと思いました。ベンチスタートのメンバーがアグレッシブに頑張ったおかげで、少しは見せられたかなと思います。

優勝が目標でしたが負けてしまいました。今日は(3位決定戦で)勝って終わりたかったですけど、非常に悔しいです。優勝という目標は、来シーズンにお預けです。

■京都ハンナリーズ#11 川辺泰三
3位決定戦で勝ってシーズンを終われるチャンスが残っていたので、ブースターの皆さんも3位になることを求めていたと思うし、自分自身も勝ちたかったし、チーム一丸で戦っていたので、みんなで戦って勝って帰りたかったです。

今日は負ける試合のスタッツでした。ハンナリーズはターンオーバーが少ないチームなのに、それがターンオーバーを20本とは負けるスタッツを残しているんです。横浜はディフェンスのチームだから、(こちらの)センター陣がボールをとられたり、プレッシャーによるガードのパスミスとかいろんなものが出ました。そこでもっと強くなっていかなきゃいけないと思うし、相手に当たられたら自分でアタックしていかないといけない。この2日間(カンファレンスファイナルと3位決定戦)は、無茶苦茶悔しいけど、いい経験になりました。

シーズン初めて、(ファイナルに進出したおかげで)こんなに長くバスケットができました。ハンナリーズは、みんなで守って接戦をものにするっていうバスケットを徹底して、何回も残り1分で同点になったり、オーバータイムで勝ったりというゲームをしてきましたから、昨日も今日も残り数秒まで、僕らもブースターもまだ行けるんじゃないかと思っていました。昨季からスタッフも外国人選手も替って、1年でこのチームバスケットができたことは重要だと思うし、良いバスケットをやらせてもらいました。

有明でこの悔しさや(ファイナルの)戦い方を経験できたので、また来年ここまで来て優勝したいです。今年は一気に駆け上がることはできなかったけど、また新しい目標ができたし、また一からだけど、頑張ってここまで来たいなと思います。

■3位:横浜ビー・コルセアーズ レジー・ゲーリー ヘッドコーチ

どのチームも目標はシーズン最後の試合を勝つということだと思うんです。今日はそれが決勝戦じゃなかったのですが、チーム1年目でファイナル4にまで来られ、3位決定戦で勝ったというのは誇りに思います。昨日の試合から時間はありませんでしたので、意識したかったのはフィジカルよりもメンタルの切り替えでした。昨日の浜松戦のタフな負け方から、どう気持ちを切り替えて良い試合をするかがポイントでした。それが今日はできたと思います。

――チームを率いて1年目の感想をお願いします。
本当に素晴らしい旅でした。シーズンが始まった1日目からみんな努力してくれて、コーチを信頼してくれて、チームが1つになりました。(チームが上手くいかずに)手こずっていたり苦労していた時も、周りから横浜は強くないと思われていた時も、自分たちのことを信じていました。

――シーズン3位という結果については?
優勝ではないですけど、今日、素晴らしいチームである京都に勝てたのも、このファイナル4に出られたのも嬉しいです。

――日本のバスケットを今シーズン初めて経験されましたが、1年間コーチをしてみて日本のバスケットをどのように思われましたか?
本当に素晴らしいチームで、負け込んでいた時も、それをどう乗り越えるかを楽しめました。日本のバスケットについて聞いていたのは、日本人はシュートはうまいけれど、自分でクリエイト(創造すること)はできないということでした。今日も観ての通り、自分でイマジネーションを使ってクリエイトできる選手も多いですし、日本のバスケットに対して改め敬意を払いました。特にbjリーグの試合で外国人と逃げることなく向かっていって戦っている日本人選手は素晴らしいと思います。

――シーズン後半、調子を上げてファイナルズまできたのですが、チームのどこが成長したと感じますか。また、優勝するためには何が必要と考えますか。
成長したところは、選手一人ひとりがコーチのバスケットの考え方を理解してくれ、それに向かってチームが一つになって表現できたところです。特に今シーズンは、プレイオフなどの大事な試合で、ウチの選手たちは経験が少なかったにも関わらず、一人ひとりが自分の役割を果たせるようになったのは素晴らしかったです。今後優勝するためには、さっき選手たちにも言ったんですけど、シーズンが終わって自分たちを見つめて必要なものを足していき、強みをそのまま伸ばし、弱点を克服して、選手一人ひとりが上達しないといけない。もちろん選手だけでなく、コーチングスタッフも成長しないといけません。昨日のカンファレンスファイナルで負けた悔しい経験をモチベーションにして、前に進んでいけると思います。

――シーズン前に、今シーズンは土台作りをしたいと言っていましたが、3位という結果を受けて、チームのベースはできたと思いますか?
間違いなくできたと思います。シーズン前の各チームの予想順位では、横浜は上の方にはいなかったんです。3位になれたのは嬉しいです。

■横浜ビー・コルセアーズ#3 蒲谷正之
昨日の試合があんな試合(浜松にリードしながら残り5分で逆転負け)だっただけに、すごく悔しい。次に立ちたい舞台はファイナルでしかないので、そこに目標を置いて、1年間またすぐに頑張っていきたいなと思います

■横浜ビー・コルセアーズ#13 山田謙治
コーチが求めていることは、まだまだボク自身完璧にはできていないと思うので、浜松に負けたのは本当に悔しいんですけど、これも本当にいい経験だと思います。逆に見習わなきゃいけない部分は、昨日の試合に関しては35分勝っていて、残り5分でやられたということは、勝ち方を知っているのは浜松さんだったというところは、もっともっとボクたち自身が見習わなければいけないところだと思います。今日の京都戦に関しても、終盤の残り4分くらいからバスケットが止まってしまうというシチュエーションが多々あったので、そういうことが40分できるようになれば、もっともっといいチームになるのかなと思います。